2016/05/23

看守と囚人? 同姓愛矯正のために「性転換」? 実験動物惨殺強要に独裁制擬似体験? 人間は環境次第でいくてらでも邪悪になれる


 だっておれは命令されたことを実行しただけだもん。
 青木無常でありますよ。

悪意(素材使用)


 自分は倫理的に一点のくもりもなく正しい人間であるから、どんなに理不尽なことを強要されても絶対に従わないし、どんな罰を与えられようとも絶対に屈しない!

 …という自己評価のかたはご注意いただいたほうがいいかもしれませんね。

 古今東西、残虐行為はつねにくりかえされてなくなった試しはございません。



 たとえば、かつてこんな残虐非道な実験が堂々と行われていたという報告があるのでございますよ?


tocana 2016.03.28
斬首や強制性転換も…! 本当にあった冷酷非道な社会実験ワースト10
http://tocana.jp/2016/03/post_9241.html


 …ということで、先日のつづきとして、あまりにも背筋の凍る人非人的「社会実験」の数々を紹介したtocanaのワーストランキング記事。

 10位の「モンスター・スタディ」につづく9位から6位までのラインナップを順に俯瞰してまいりましょう。



  ☆9位 スタンフォード監獄実験


 これ映画にもなったヤツでございますな。

 まだ無料で手軽に観ることのできた「Gyao!」で観たことあります。

 学生を集めて「看守」役のグループと「囚人」役のグループにわけて閉鎖環境で実験を開始したところ、最初はふざけ半分でそれぞれの「役割」を演じていた若者たちが徐々に本気になりエスカレートしていき…

 という内容で、最終的には囚人vs看守の凄惨なバトルに発展、といった感じの展開につながっていったと記憶していますが…

捕獲(素材使用)


 現実にアメリカで行われたこの実験、映画の内容ほど過激な展開にはならなかったようですが、それでも「役割」分担はあまりにも過激で過剰な立場の差異を生み出し実験は中止に追いこまれたとのこと。

 具体的には「看守」に鉄棒とサングラスを与える。

「囚人」は囚人服を着せられ、脚に鎖を巻かれ、名前ではなく番号で呼ばれる。

 すると特に指示は与えられていないにも関わらず、看守はより看守らしく、高圧的になっていってしまったようです。

何の理由もなく囚人役を虐待し出した。受刑者は過酷な運動を命じられたり、脱衣のうえシラミ駆除薬を散布されたり、トイレを制限されたりと自尊心を失うような扱いを受けた。


 いっちゃあなんだが、こういう「役割分担」は人間社会では自然発生的に出現しているものだし残虐さも正直な話、ごくありふれているものが歯止めがないためにエスカレートしただけ、という見方もできるのでは、と。


The Stanford Prison Experiment Official Trailer #1 (2015) Ezra Miller Thriller Movie HD



 この予告編は映画のものだけど、わしがパソコンTVで観たのはずいぶん前だし、2015年ということは新しく制作されたやつなのかな…?

 実験の「結果」として

人間は与えられた役目に簡単に同化すること、また強い権力を与えられた人間と従属する人間が狭い空間に閉じ込められると、理性の歯止めが利かなくなることが証明された。


  ☆8位 同性愛者矯正


 南アフリカ軍で行われた同性愛の兵士を強制的に「治療」するプロジェクト。

 なんと10年間も行われたらしい。

 内容は、軍の精神分析医が同性愛の「疑惑」のある兵士を病院に送り込み、

薬による去勢、電気ショック、ホルモン療法や精神医学的な方法
で「治療」を行った、というもの。

 これだけでもあまりに非人間的な扱いだが、それでも「治療」できなかった兵士には強制的に「性転換手術」を行ったと。

苦痛(素材使用)


 性転換手術っつったってどういう内容なのかは記述なし。

 しかも手術後にアフターケアはいっさいなかったらしい。

継続的にホルモン治療を受ける必要が生じた兵士もいたが放置され、自殺した兵士もいた



  ☆7位 「表情実験」で強要されたラットの首斬り


 実験の目的は、人間は同じ感情に対して同じ表情をするかどうかを確認する、というもの。

 その手段として

アンモニアの臭いを嗅ぐ、ポルノ写真を見る、カエルの入っているバケツに手を突っ込む等
というような(まるで罰ゲームのような)さまざまなシチュエーションの下で実験は行われたらしいが、その最終段階ですさまじい状況が設定される。

 すなわち、生きたラットの首を切るよう指示された、というもの。

 拒否した被験者には実験の主催者がかわりにナイフで首を切って見せたらしい。

 実験結果は「同じ感情でも表情はひとりひとりちがう」というごくアタリマエな内容だったらしいが、

「人はある状況下で上の人物から指示されると、普段しないことでも平然としてしまう」
という状況のほうが後世まで有名になってしまったのだとか。



  ☆6位 「第三の波」


 アメリカの高校の歴史教師が生徒を使って行った実験、というよりは証明。

 検証しようとしたのは

どのグループでも“ナチス”になり得ること
だそうだが、それを実地に行った神経があまりにも異常。

 生徒に恨みでもあったんじゃないか? (`▽´)

怒り(素材使用)


 実験は5日めに「コントロール不能」になってきたことを理由に中止されたようだが、そのあいだに

メンバーはどんどんエスカレートし、誰かがルールを忘れたり、守らないと密告したり、メンバー以外の生徒を集団でいじめ
るようになってしまったらしい。

 たしかに、こんな状況、どこでも起こり得る。

 怖いのは、それが起こることを証明するために実験を行った教師の心性と、それを阻止することがなかった周囲の状況。

 ここまで非人間的な状況はなかなかないかもしれないが、本質的に同じといってもいい行いはどこででも起こっているんじゃないだろうか。

 この実験でわかったことは
若者はナチス的な活動に影響を受けやすく、また、敬礼やさまざまなルールはグループの結束を高める
という結論めいたもので項がしめくくられているが、そんな内容で結んでしまっていいのか?



 以上が9位から6位までの内容。

 つか、そもそもこのランキング、どういう基準で順位を決めてるんだろうね。(^_^;)



 胸が悪くなること必定の5位から1位までは、また次回



 人間のどうしようもなさに野次馬的に絶望しつつ、本日はこのへんで。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~




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