2016/05/24

おまえに助けがくることはない。


 あまりにも非人間的だが…
 青木無常であります。

噴出(素材)


 あまりにも非人間的で、吐き気すらおぼえてしまうが…興味深くもあるこの事実。

 そこにこそ戦慄すべきなのかもしれません。



 というわけで、かつて実験に倫理観が定められぬ時代に好き放題に行われた人非人すぎる「社会実験」の数々。

 これまで、モンスター・スタディを皮切りに、恐怖の役割実験や強制的性転換、表情を測定するための残虐行為強要やナチスごっこといった、さわりを列挙するだけでもおぞましすぎるワースト10~6位までを紹介してきました。

 本日はいよいよおぞましさもより悲惨にエスカレートしてやまない5位から1位までのラインナップ。

 こんな心おどらないランキングも珍しいですな。

 さすがtocana。でございます。



 やはり警告しておいたほうがいいかもしれません。

 この先は残虐描写が目白おしとなりますので、そういうのが苦手な場合はここで退出なさることをお勧めします。

 この門をくぐる者希望を捨てよ。
 くれぐれも自己責任にて、この先閲覧願います。_(_ _)_


tocana 2016.03.29
電気ショックは当たり前! 本当にあった「10の邪悪な社会実験」5位~1位
http://tocana.jp/2016/03/post_9297.html


嘲笑(素材使用)


 どういう基準で序列をつけたのかと前回揶揄したりしましたが、そうはいってもさすがに上位陣にならぶ内容の数々はあまりにも冷酷すぎてどうにも不気味すぎるラインナップがみごとにならんでいます。

 胸が悪くなる。



  ☆5位 助けはこない


 心理学者が犬を使って行った残虐実験。

 現代であれば動物愛護団体が黙っていないでしょうが、現代人の大部分でもラットやモルモットを使った実験は、積極的に肯定はしないにしろ見てみぬふりをしているのではないか、とも思う。

 内容は、つながれた犬に電気ショックを与えつづける、というもの。

 犬たちはやがて

何をしても無駄だと考えているかのように「無気力状態」となり、やがてうつ状態に陥った。

 恐ろしいことに、実験はここでは終わらない。

 いや、終わらないことも恐ろしいのだが、さらに恐ろしいのはその結末。

 その後、犬たちをいつでも簡単に脱出できる箱の中に入れ、再び電気ショックを与えた。しかし、それらの犬たちは依然として無気力状態で、はじめたそばから脱出を諦めていて、電気ショックから逃れようとはしなかったという。

 しょせん犬だから?

 これは心理学の実験だということを思い出したほうがいい。

蠅魔王(素材使用)


 ちがう。実験ですらない。
 むしろこんな状況は、ありふれてはいないだろうか。



  ☆4位 CIAの陰謀


 ただし、竜頭蛇尾。

「プロジェクト・MKウルトラ」という大仰なタイトルを冠せられたこの実験は、まさしくわれわれが抱く非合法諜報組織のたくらみそうな陰謀そのもの。

 すなわち、薬によって超暗殺者を産み出したり重要人物をあやつったりしようとした、という内容。

 実験対象は一般人にまで及んでいたらしい。

 もちろん、同意どころか被験者は自分が実験されていることすら知らなかったようだ。

 しかし期待していた効果はみられず、暗殺者を薬で作り出すこともできなかったらしく、証拠書類はすべて破棄され実験のその後はおろか、だれが被験者として選ばれたかすら闇から闇に葬られたという。

暴発(素材使用)


 なお、なぜ闇から闇に葬られた話がこうしてニュースになってるのかに関しては、ニュース記事にはいっさい記載されていない。(`▽´)



  ☆3位 絶望の檻


 こけおどし的なまでに衝撃的なタイトルだが、内容はさらに衝撃的。

 そして単純。

 猿の子どもを母親から引き離し、1年にわたってだれとも接触させずに檻に閉じこめた、というもの。

 目的は

動物が他者と隔絶された環境で生育された場合の影響を知るため
だというが、だれが考えても結末は予想がつく。

 猿たちのほとんどは精神的に問題がある個体となってしまい、

実験終了後それらの猿は、群れに戻されたが他の猿からいじめられたり、餓死した猿もいた。
という。

群れ(素材使用)


 さらには虐待の連鎖も確認されたらしい。

運良く母親になるっても、自分の子を虐待したあげく殺すケースもあったという。
(原文ママ)

 主催者は結論として

「早い段階での母子分離は生涯にわたる精神的ダメージを与える」
という発表をしたのだが、
実験方法が残酷な上、結果は常識的なものばかりで何ら目新しいものはない
という激しい怒りに燃えたツッコミを受けたとのこと。

 ま。
 アタリマエダ。


The Pit Of Despair



 あきらかに異常な様子の子猿の姿があまりにも痛々しいです…。

 個人的にはそれだけでなく、この子猿の挙動不審ぶりに見覚えがありさえする。

 おびえる子どもそのものに見えないだろうか。

 この子猿に向かって「いじめには勇気をもって立ち向かうことが大事だ」とか「あなたの態度にも問題があるからいじめられてしまうのよ」とか放言できるものならしてみてほしい。

 あるいは「自分で自分を救わなければだれも助けてくれない」とも。

 そんなことは、彼は経験的に悟っている。絶望的に。

 したり顔でなんの解決にもならない「助言」を得々とたれ下されて悦に入っている識者のみなさまは、だれも助けてくれないことを刻印された犬たちがどうなったのかにも思い至ることすらできないのだろう。



  ☆2位 白い恐怖


「行動主義心理学の父」と呼ばれた著名な心理学者の行った実験。

 被験者は、犬でも猿でもない。

 人間の、乳児。

侮蔑(素材使用)


 しかも、自分の病院で働いている女性の子どもであったらしく、さらに言語道断なことに母親には無断でこの乳児を実験材料にしていたらしい。

 ま、許可を得られるはずもないだろうけど。

 実験の目的は、恐怖が先天的に備わったものなのか後天的に起きるものなのかを明らかにすること。

 そのために、

11カ月の乳児アルバートに、白ネズミ、白ウサギ、猿、綿球等々、白いモノ、もしくはふわふわしたモノを見せた。そしてアルバートが白ネズミに触るたびに、アルバートの背後で大音響を立てた。するとアルバートは大音響に驚き、泣き出した。これを白ネズミ以外でも何度か繰り返すうちにアルバートは、白いモノ、ふわふわしたモノと大音響を結びつけ、怯えるようになったのだ。
という、まるでいじめる対象がおびえるのをおもしろがって次々におびえさせつづける餓鬼大将そのままの心性の低さ。

 記述は「大音響」とのみあるが、このランキングの元ネタとなったとおぼしき動画を見ると、おばけのお面をつけて乳児を脅している場面らしきものも確認できる。

 完全に、大人のやることではない。

 その低劣な精神の持主が、こともあろうに「行動主義心理学の父」?

 できの悪い冗談のようだ。



造作(素材使用)


 のちに実験に気づいた母親は子どもとともに行方をくらましたため、アルバートの精神がその後どのような影響を受けたのかもわからずじまいだったという。



  ☆1位 ペニスを損傷した男児をむりやり性転換


 性的役割や性同一性は後天的なもの、という自説を証明するために、生後8ヶ月でペニスを損傷してしまった男児を

この子は成長しても普通の男性としての生活は望めないと両親を説き伏せ、
性転換手術を受けさせて女性ホルモンを投与したという極悪実験。

 だが男児は成長しても“後天的に”女性としては育たず、

行動や好みは典型的な少年であり、外見と内面の同一性に問題があった
のだという。

 にもかかわらず心理学者は実験の成功を吹聴するというあまりにもお粗末な展開に。

 もちろん男児に起こっている問題は無視。

 この心理学者は自分の心理をきちんと分析すべきだったのだろうが、この心性ではそんな能力はもとより備わってはいないだろうこともまた明白といってよさそうだ。



 男児は14歳の時に真実を両親からきかされ、男性として生きるためにホルモン投与を中止しペニス再建手術を受けたが、

性別不一致についての葛藤はその後も続き、やがて彼は精神を病み38歳で自殺した。


被害(素材)


 以上が、かつて行われたあまりにも非人間的な社会実験ワースト10の全貌です。

 元ネタとなったとおぼしきYouTube動画にも、リンクだけ貼っておきます。






 さて、このニュース記事は「過去にこんな残虐な行為が平然となされていた時代が実際にあったのだ」的な紹介のされかたです。

 が。

 果たしてこれは、過去の忌まわしい遺物に過ぎないのか?

 もちろん、倫理観が重視され監視の目も批判の土壌も整った現代社会で、こういった「実験」が公然と行われる状況はあまり考えられないのは事実ではあるのでしょうが。

 でも。



鬼(素材使用)


 現代社会は、それほど正常でしょうか?



 人は主義や信念の前にはどんな残虐行為も、場合によっては喜んで執行する。

 そういった例は現代であってもおそらく枚挙にいとまはない。



 そしてなにより、日常に埋没してしまっているだけでわれわれの社会にも残虐行為は横行しているのではないか、とも思います。



 思いあたりませんか?

 おおぜいの人間を一箇所に集めて特有の倫理観のもと、多様性を抑圧し管理を至上とし自分では精査すらしていない価値観を強要し「常識」の範疇から外れた人間は容赦なく粛清し排除し矯正していく…

 概要を抽出するとまるで極悪なカルトか狂信主義的宗教のようですが。

 これが日常だといってしまうと、首肯できるかたはおそらくあまりいらっしゃらないのが現実ではあるのでしょうけど。



 果たして本当にそうでしょうか。

 学校? 会社? 公園? ご近所づきあい? コミュニティ?

 あなたの周囲にある「ふつうの」人間関係に。

 異常な部分はなにひとつ、存在しないのでしょうか。



 おそらくはこれも、大部分の人が「そのとおり、少なくとも自分の周囲にはそんな異常なものは、いっさい、存在しないよ」とお答えになるのではないかと思われますが。



視線(素材使用)


 私はそうは思いません。



 生物というものが、あまりにもいきあたりばったりに「進化」してきた存在である以上。

 それが正常である、と考えること自体がものを考えていなさすぎる。

 …と、私は思います。ふんす。



 ま、だからどうすればいいのかという疑問に対する答えがあれば、私だってもうすこしまともな幸福な人生を送れているってモンなんですがね。(`▽´)

 ていうか、だれよりも正常からはほど遠いんじゃないかというツッコミがあればだれよりも激しく首肯できますし。(`▽´)



 もっともどうしようもないのは自分だとしたり顔で指摘とかされないうちに本日はこのへんで!
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~




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