2015/03/31

リアルかつ「どっちつかず」の結末は狙ったのか否か『マジすか学園4』第10話(最終回)レビュー


 狙ってるわけではなさそうだよな。
 青木無常でごじゃりまするん。(´_`。)



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 さて。
 前々回前回の講評において、さくらとソルトの決着はつきそうにないことについて(的外れに(`▽´))不安を訴えてきた。

「一ヶ月が経過した」という必殺技の炸裂に、ぐ~のねも出なくなってしまったのは前述のとおりだが(^_^;)、



 では、決着をつけるとしたらどうするか、については何も表明してこなかった。

 正直にいうと、何も考えていなかったからである。



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 きちんとしたカタルシスをつけるには、きちんとした決着をつけることが必須(に近い)。

 …が、どういう形で決着をつけるか。
 …に関して検討すると、これが非常に困難な道であることに気づかされたのが、今回の第10話における展開、結末からの収穫である。

 さくらが勝利する?
 …王道だが、できすぎでもある。




 ここまで起伏なく、ある意味順調に四天王を(そしてほかの敵も)撃破してきて、最後にやはりあっさりとソルトにも勝たせてしまうのはあまりにも無芸。

 前半部で一方的に攻めこまれてあわや敗北か、と演出しておき、きっかけで怒涛の大反撃…という手も王道のひとつだが、これまで見てきたとおり、この手は今回の作品でもくりかえし使われている。

 はっきりいって、またか、という感じになること必至。

 となれば…残る手段はひとつ…?



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 …てな感じで、今回の結末を受けて、じゃあ実際どうすればよかったのか、と考えるに、きわめて悩ましい壁に突き当たったわけである。



 で、実際に展開された結末は、といえば…?



 …という感じで、講評に入ります。
 もちろんネタバレ注意ね。
 まだドラマの結末見てない?
 んじゃ、以下は見ないほうがいいよ。

 警告しといたからね。

 ま、ブログの記事タイトル見りゃ、想像はつくだろうけど…(^_^;)。



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『マジすか学園4』第7話 ネタばれレビュー






 ・次回作への中途半端な前フリ…?


 火鍋の「ウオノメ」(高橋朱里)のセリフ。
「ここはマジジョだぞ。活きのいいのがどんどん出てくる」

 深読みしすぎカモしらんが。
 このセリフ、「マジすか5」への前フリか? (`▽´)
 前フリなら前フリで全然歓迎なんだけど。
 それならそれで、ちゃんと構想練ってるのか?




 ま、カケラも練ってねえとしてもまったく不思議はねーけどな。



 マジジョに突如襲撃をかけてきた矢場久根一行。

 あまりにも唐突な新興勢力の出現であるが、これも次作への伏線のつもりか。
 いや、前フリなら(以下同文)。







 ・島田晴香の哀しすぎる扱い…?


 その新興勢力のやられ役となるのが…島田晴香。

 前回の講評で、かつての『マジすか学園2』における「チームフォンデュ」の「どっち」役として出演することに対して懸念を表明してあったのだが。

 さらに肩すかしな、単なる一生徒。
 しかもセリフの途中で一撃でやられちゃうし。
 それで出番終わりだし。

(オマケ。たった二言程度のセリフのうち「なんだてめえら?」という一言ですら噛んでやがるし)




 扱いもひでえし、演技もあいかわらずのふわふわさ。(`▽´)

 不思議なのは、この扱いで前回の予告編に映像が使われていたこと。
 秒殺で画面から消えているので、全出演時間のほとんど半分くらいが予告編に使われていることになる。

 これ、優遇されているのか冷遇なのか。(`▽´)

 この程度の出演時間で予告編にまで採用されているとなると、島田晴香の映像を出せばそれなりに「つかみ」になるとでも判断されているのか。

 あるいは何も考えていないのか。
 謎である! (`▽´)




 第8話において、やはり完全なモブキャラの一人として市川美織が出ていることは報告済だが、こちらは役名も「レモン」とあり、前々作『マジすか学園2』のチームフォンデュの「レモン」と同一人物であることはほぼ確定している。

 対して島田は、同じチームフォンデュの、しかもリーダー格だったはずだが、かっこうも黄色のジャージを着ていない。




 役名は「シマダ」。そのまんまやんか!
 とはいえ、このセンからすると百パーセント新キャラ。
 …単なるやられ役の。
(`▽´)

 …この扱い、特別なのか。
 あるいは、何も考えていないのか。
 …謎である! (`▽´)

 ホントに。
 謎すぎるわ! (`▽´)







 ・謎の起用と、謎ではない起用


 矢場久根の新ヘッド「ゲッコウ」はやはり永尾まりや。
 ついでにそのとりまきとして「ツン」(武藤十夢)と「ルーキー」(川本紗矢)。

 最終回において唐突にピックアップされているこいつらは、次作の目玉と目していいのか。
 あるいは、何も考えていないのか。
 …謎すぎる! 謎すぎるわ! (`▽´)(`▽´)(`▽´)(`▽´)

 なにしろ武藤と川本に関しては、ほとんどセリフも出番もないのに役名までついてるからな。




 ヘッドの永尾は島田や市川と同じく、かつて「ゴールデンエイジ」とまで謳われた9期の一人。
 島崎や横山の台頭に比して、いまだ頭角を現せない伸び悩みの代表の一人、といっても過言ではあるまい。

 この永尾が敵ボス、という扱いも若干謎。

 対して武藤や川本はおそらくは、運営側からもファンからも今後が大いに期待されているであろう、文字どおりの期待のルーキーなので、納得の起用ではある。







 ・宮脇はちゃんと推されているのか…?


 そんなマジジョの危機に勇躍乗り出してくるさくら。

 そのさくらに向けて永尾が口にするセリフが「今年の桜は、咲かねえそうだ」

 …ひでえセリフ。
 後段の決着のつけかたとともに、宮脇咲良の熱演や今年に入ってからの大抜擢・大活躍に、大いに水をさしかねないひでえセリフである。

 推すんなら、ちゃんと推せよな…運営…。(´ω`。)



 ・ソルトの「退屈」は癒されたのか?


 第一話から一貫してくりかえされる、ソルトの「退屈」という名の孤独。

 W主人公、というのはスタッフ側の都合上以外のなにものでもなく、単なる冠に過ぎないが、少なくともこの物語の柱のひとつとして、孤高のソルトの去就は確かに存在してきた。

 そのソルトが、さくらとの決戦を前に口にするセリフ。

「ただ確かめたかっただけだ。あいつがわたしの退屈を…終わらせてくれる相手かどうか…」

 この疑問に対する答えがいよいよ明かされるわけだが…







 ・現実といまいちシンクロしきらない激尾古総長と副総長の会話


 一方での、激尾古高校での「アントニオ」(山本彩)と「こびー」(渡辺美優紀)の会話。

「時代は移っていくんやなあ…」

 この山本のセリフは、ギャグか。(`▽´)
 NMB48においてはともかくとして、山本も渡辺も、AKB48の次世代候補ということでいいだろう。

 それとも、このセリフを考えた人間は、山本がトップをとれずに消えていくとでも予想しているのだろうか。



 それにしてもこのシーン…
 渡辺の、肢が…(*^_^*)(^_^;)(`▽´)







 ・さくらの過去にまつわる小さなカタルシス


 さくらが闘う理由を語るシーンで、いよいよ過去が語られる。
 …のかと思ったら、やっぱり概要だけだった。(`▽´)

 まあ若干不満は残る、というか、拍子抜け感が漂いはするが、この程度が一番バランスがよいのだろう。



 それにしても疑問なのが…
 …いや、ささやかな疑問に過ぎないのは確かなんだけど…

 父親が逃げた理由が、借金…?

 …で、そんな身分でありながら、さくらは母親を鹿児島に残して転校…?
 …の、理由が、マジジョの「てっぺん」をとるため…?



 いや、父親の失踪後、母親が大成功して金銭的な心配はないとか、いろいろ考えられるけどさ。(^_^;)

 どうも、いまひとつひっかかりが…つーか、説得力が…(^^;)



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 まあそれはそれとして、さくらを相手にしての高橋みなみの一連のセリフが、多くは語られないさくらの過去や気持ちに対して、小さなカタルシスにつながるよい代弁となっている。

 逃げた父親を見て、自分はそうはならない、という表面的な決意をさくらが表明するのに対し、

「…だからわたしたちは大丈夫」
 という父親へのメッセージなのか、とみなみは補足する。

 それは、さくら本人ですら自覚していなかった、もうひとつの真実なのだろう。

「好きだったんだな。おやじさんのこと」
 みなみの問いに対し、言葉ではさくらは「いいえ」と答えているが、そのセリフに力はこめられていない。




 直後の「明日はあんたの生きざま、ぶつけてきな」という優しい激励の言葉には、さくらはすなおにうなずいてもいる。

 ここで、さくらの父親に対するわだかまり、結ぼれが、おそらくはほんの少しなのかもしれないが、解かれているのではないかと考えられる。



 みごとな脚本、といっていいのではないか。



「ありがとうございます」と口にする宮脇の表情もまた、すばらしい。







 ・決着戦の殺陣


 そしていよいよクライマックスである。

 宮脇の動きがすばらしい。
 もちろん、受ける島崎もかなりの練習をくりかえしたのだろう。

 怒涛の攻めを展開する前半部、宮脇の攻撃はほとんどすべて、空ぶりに終わる。
 からぶりであるだけに、その迫力はいっそう映える。

 宮脇の運動神経がよろしくないのは公然の事実。

 でありながらここまでの殺陣を展開する、宮脇の修練・勤勉さにはほんとうに頭がさがる。






 一方の、島崎の殺陣に終始ただよう大物感、圧倒的すぎる格上感の表現もまた、出色のできであるといっていい。

 さすがにクライマックス、さすがに最終回である。
 演じている二人も、スタッフも、気合がちがう。
 意気込みが形となって見えてきそうなほどだ。




 ・傍観者たちの顔


 格のちがいを見せつけるように、圧倒的な強さでさくらをねじ伏せていくソルト。

 外からその闘いを見守るみなみと、OGのネズミ(渡辺麻友)。
 ゲスト出演の渡辺がまた、かつてのネズミの記憶をよみがえらせる好演である。

 さくらへの感情移入が過剰な火鍋、舎弟コンビ、そしてみなみとの対比がいい。

 涙をにじませるみなみ。
 そのショットの直後に、ガムをかみながら傍観するネズミの、冷静な表情がさしはさまれる。

 若干うるさすぎるきらいの感情移入がさくらの味方陣に漂い始めた折に、絶妙のコントラスト、絶好のアクセントとなって機能している。



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 ・ソルトの拳


 そしてソルトの拳が打ちこまれる。
 床に。

 さくらに、ではなく、床に。である。



 この演出もいい。

 ようやく現れた、と期待した自分への拮抗者が。
 蓋をあけてみれば、やはり今までの有象無象とたいしてかわらなかった…。

 身も蓋もない言いかただが、言葉にするとこうなってしまう。

 そのことに対する憤り。
 …が、存分に表現されている。



 呆然と目をむき、ソルトを見上げる宮脇の表情も、これまたいい。



 つづくソルトの、滂沱と涙をしたたらせるシーン…は、まあ定番かな。

 ついに現れたと思われた強者。

 それが結局は、過ぎた期待であったことを思い知らされたソルトは、再び、おなじみの哀しみに深く深く、打ち沈んでいかざるを得ない。
 底なしの絶望とともに。







 ・さくらの拳


 一方のさくらは、ついに力つきたかと思われたが、息をのんで自分を見守る仲間たちを目にして再び立ちあがる。

 …この展開はここ数話でくりかえされたパターンの踏襲で、特に目新しくはない。

 感動にも、いまひとつつながらないし、説得力もさほどない。

 いってしまえば「読めた」展開。
 このままさくらが勝ってしまうとすると、これまた同じ展開のくりかえしになってしまう。






 だから、なのか。

 ここから、さくらの敗北につながっていく。



 それは、アリだ。

 アリ…なのだが…



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 ・裏目に出てしまっている「あえて」


 閑話休題。
 …というわけでもないのだが。

 あえてここで、ちょいと、話を横道に逸らす。

 …どうでもいいことだし、熱演した宮脇には酷な指摘だが。
 今回のクライマックスの、いわば「決め」のセリフ。

「道を…あけろよ!」

 力が入りすぎてて「あ゛けろよ゛゛゛」になってしまっている。

 たぶん、スタッフもわざとこれを使ったんだろう。
 不体裁でも魂がこもっている、と判断したのかもしれない。

 そこまで否定する気には、さすがに野次馬としての立場からでもできないけど…



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 でもやっぱり、美しくない。

 美しくないのがすばらしい、という見方もできるだろうし、スタッフもそれを主張したくて、あえてこれを使ったのだとも考えられるが。

 あえて肯定しない。

 こういう言葉こそ、むしろだいじにしてほしかった。
 何度でも撮りなおして、完璧にしてほしかった。

 傍観者としての感想であることは承知の上で、あえてそう断言しておく。



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 ・気持ち悪い間のとりかた


 で(^_^;)、もすこし閑話休題。

 高橋みなみの最後のほうのセリフふたつが、気持ち悪い。

「初めての負け…か」と「ふつうなら…な」



 別に高橋に限った話ではなく、日本の役者の多くが、というかもしかしたらほとんどすべてが、この手のセリフで「か」とか「な」とかの最後につく言葉を、一呼吸おいて発音する。

 これ、なんとかならね?
 …と、かなり以前から思っていた。
 気持ち悪い、と。




 少なくとも私は現実に、こんな間のとりかたするヤツ、見たことない。

 実際こんな「セリフ」口にしてるヤツがいたら、ちょっと人格を疑いたくなる。
 芝居でもしてるつもりか、と。(`▽´)

 それほど芝居じみた不自然なセリフまわしなのだ、としか思えないのだが、私には。

 これ、だれもなんとも思わないんだろうか。
 気持ち悪すぎるのに。

 こういう間をとりたくなる気持ちはわかる。
 わかるだけに、腹が立つ。
 気持ち悪い。



 さらっと言うほうがかっこよくね?

 あるいは、言いまわし自体を変更したほうがいいと思うんだが…
 どう…?







 ・敗北者の、敗北のしかた


 さて、核心に切りこむ。

 賛否両論あろう、とは、私が表明している意見すべてに共通していることではあるだろうけど。

 今回は特に気になる。



 リアル路線でハードにいこう、ってな感じの、砂をかむようなリアルな現実を追究したドラマならいいぜ?

 ここまで、圧倒的に主人公が敗北するのも。

『マジすか学園』シリーズって、そうじゃなくね?
 ってか、むしろ逆じゃね?


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 痛快ヤンキードラマ。
 だろ?
 おれが再三使ってきたいいまわしをもいちど持ってくるなら、ヤンキーのファンタジー。



 絶対的な力を誇る敵ボス。

 そこに突如あらわれた主人公。
 目立たないたたずまいの主人公が、実は恐るべき実力の持主で。

 だれも崩すことができなかった強大すぎる牙城を、つぎつぎに撃破していき、そしてついには頂点へ…!



 これが、王道の流れだろ?



 それなのに、ようやくたどりついた頂点は、あまりにも高すぎて蹴落とされてしまいました。
 …で、視聴者のカタルシス誘えると思う!?



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 阿呆じゃないか…とまではいわない。

 作劇にたずさわるものとして、この選択ももちろんある。
 ただし…意外感も必要だと思う。

 肩すかしではない、意外感。

 さくらの敗北はひとつの結果として予想できないでもない。
 ただし、この肩すかし感はちょっと…あまりにも…



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 敗北からのロードバックは、これまた王道だが、最終回でこれはない。

 だから私は第六話の最後に流れた(第七話の)予告編をみて、さくらがいよいよ「おたべ」(横山由依)に(一旦は)敗北するのか、と期待を抱いたわけだし。

 第七話の展開を見て、直線的すぎるし起伏に欠ける、と苦言を呈したわけでもある。



 敗北はいい。
 物語途中でなら。むしろ入れこむべきだった。




 それも、二度くらいくりかえすのもアリだ。

 おたべに一度敗北。-> 雪辱。
 ソルトにも同様。

 もちろん、これの単純なくりかえしだとパターン化そのものだから、変奏をさし挟む必要はある。

 そして、それだけの尺を30分枠・全10話の深夜ドラマでは捻出できなかったという事情ももちろん斟酌できる。



 だから、それ自体が描かれなかったことに関しては、残念ではあるが妥協はできる。



 でも、こうも圧倒的にやられっぱなしの敗北のしかたは…



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 ・ソルト辛勝、という結末をなぜ選ばなかったのか?


 仲間たちのために、再度立ちあがるさくら。
 …からの、一転した善戦。

 なぜこの展開を、このスタッフは選ばなかったのか?

 はっきりいって、謎すぎる。
 …ってほどでもないかな。
 それだけの余裕がなかった、っていう推測は充分に可能ではある。



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 一度倒されてからの、逆転劇。
 これもかなり繰り返されてきたパターンであるのはまちがいない。

 見ているほうは、またか、とかやっぱりか、とか受けとるだろう。

 だから最後に負けるのが、活きると思うんだが。



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 いつもどおり、ここから大逆転か? と思わせておいての、敗北。

 これなら(演出次第ではあるが)ソルトの哀しみや孤独も少しは癒される…と見ているほうも感じることができるし。

 カタルシス、とまではいかないにしても多少は納得につなげることができるだろう。



 なんで、こんなあっさり敗北させる?

 納得できねえ。
 てか、したくねえ。







 ・青木無常様の作劇の見本…は、今回は開示しない(`▽´)


 くりかえしになるが、リアル路線のドラマじゃねえっしょ。
 痛快娯楽活劇のセンでしょ。どう考えたって。



 意外感を狙ったとかそういう方向は受けつけない。

 こんな意外感は中途半端だ。
 むしろ物語を破壊してでも意外感を狙ってしまおうってんなら、さくら死亡とか、そこまでやればいい。

 もちろん、そんな結末もまた、だれも納得しないことは明白だがね。




 同じ納得できない結末なら、それくらい振ってしまって、視聴者の世界観を破壊してトラウマにまでしてしまえばいい! …と、私は思うのだが。(`▽´)

 もちろん、そんな結末が実際に開示されていたとしたら、クレームの嵐をここで展開していたがね!
 もちろん!
 まちがいなく! (`▽´)



「マジすか5」(わしの勝手に作成した「なんちゃって5」ではなく(^_^;))につなげる、とかもなし。

 ソルト卒業だろ。
 留年、てな腰砕けな設定も当然なしな。(`▽´)
 卒業したソルトと改めて決着戦、て不自然だろ?


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 ま、もっとも、おれさまなら「5」で雪辱戦につなげるプランもあるけどな。( ̄ー ̄)
 不自然でなく、卒業したソルトを出して決着戦につなげる方法が。

 まあ「5」のクライマックスで、ではないけどね。
 クライマックスは当然、さらに強大な敵。
 でないと、ソルト出す意味もなくなるからな。
 わしのプランでなら。




 ・しかし終わってしまったものは


 とかなんとかいっても、終わってしまったものはどうしようもない。

 さらにいうと、矢場久根の新世代という中途半端な「引き」が出てきてしまった今回の冒頭部からすると、またまた起伏に欠ける「5」(あるとしたら、だけど)が展開される虞もまた充分に出てきてしまう。



 あまりにもひどい結末、とまでは言いたくはないが、モヤモヤ感ばかりが増幅してしまうこの結末のつけかたは、どうにも残念でならない…。

『マジすか学園5』への期待も、正直あんまり盛り上がらないカモ…。(´_`。)






 まあ、さくらやそのほかの面子の活躍がまだ見られる(カモしれない)、という点では、期待したいですけどね。



 ソルトの哀しみがきちんと癒されていないのもやっぱり首肯できないし。
 最後の一撃に至る前、ちょっとソルトが微笑んでいるように見えないこともないけど。

 仮にそう意図して、演出して、演技していたとしても…

 伝わるものが圧倒的に不足してる。



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 銃を出したら、それは物語の最後までに必ず、撃たれなければならない。

 この鉄則が、守られていない。
 中途半端に、守られていない。

 銃を撃たないで終わらせるなら、そのことに視聴者が気づかないほど熱狂させるか、撃たれないことそのものに意味なりカタルシスなりを付与するべきであるし。

 そういう結末を、今回の作劇の展開の果てに「おまえなら」用意できるかと問われると、たしかに困る。

 でも、おれならこんな展開にしねーもん。そもそも。( ̄ー ̄)




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 やっぱり、場当たり的にやっつけ仕事をやっつけてきたとしか…そんなふうには思いたくないけど。

 超多忙だろうに魂うちこんでこのドラマにたずさわってきただろう宮脇のことを考えると、特にそういう結論には結びつけたくはないんだけど。



 なんか反論あるんなら、つぎの作品で答えていただけるものと期待しておきます。
 ね? スタッフのみなさん?
 (`▽´)



 このおれさまを起用するのが、一番得策だと思うがな! (`▽´)



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 ・ネズミの出演のしかたとさくらの挫折に関するセリフはいい


 ゲスト出演としてのネズミは、ちょうどよい存在感。
 物語の帰趨に関して、不自然ではなくほどよい解説をしてくれる立ち位置は、非常によかった。

 渡辺麻友の演技もまずまず。

 もともとネズミという役も不自然感はあったが、その不自然感もほどよいところに収まっている。
 宮脇や島崎の演じた不自然さとは一線を画しているといっていい。

 もっとも、さくらやソルトの不自然な感じが、キャラを際立たせていたであろうことは否定できない。

 ただ、どうしても気に入らなかった点であることは間違いない。



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「逃げなければ…前に進めると思ってた」
 という宮脇のセリフ。
 これは、最後を締めるのにはほどよいセリフ。

 進むだけでは越えられない壁もある、という命題の提示も悪くはない。

 そして「おもしろいじゃないか」とつづけるのも…
 ま、これは「いい」というよりはこの締めかたしか、もうやりようがないだろう、という消極的な肯定ではあるけれど。(`▽´)



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 さらに最後の島崎のセリフ「まだまだだ」。

「まだまだあいつは…強くなる!」

 宮脇へのエールでもあるのだろう。
 つづく宮脇のセリフもそれを裏づけている。



 そう。  道は自分で開くもの。
 よろしいではないですか。
 これからも、存分に開きまくっていただきたいものでありますよ。




☆★☆★☆




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 というわけで、満足感バリバリで、あるいは次回への期待感満々で、迎えられた最終回では残念ながらありませんでしたが。

 演じきった宮脇と島崎には、拍手を送りたいと思います。
 もちろん、ほかの主要キャストにも。

 形だけの出演のみで、ほとんど活躍の機会がなかった多数のメンバーたちには、やはりもう少しなんとかしてやれなかったのかとか、これなら次回作に保留しておいたほうがよかったんじゃないかとか。

 いろいろ残念な想いもわいてわいてしかたがありませんが…



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 とりあえず話が出ているらしき次回作に関して、まあ本当にやるんならもちろん見ることは見ますけど…んん、どうもパッとした結びかたにつなげらんねーな! (`▽´)

 まあ勝手に私が作成した「マジすか5」と実際の作劇とがどれだけちがってくるかとか。
 まだまだいろいろ楽しみはありますし。(´ω`。)

 この流れだと、おれの考えたストーリーなんざ軽く踏みつぶされるんじゃないかな、という方向の虞と期待は現実化しそうにありませんけどね。

 きわめて残念なことながら…(´ω`。)




 何より、ガキどもの活きいきとした姿をまだまだ見つづけていきたいし。
 次回作があるのなら、まだまだそれを期待できるということで。



 善(よし)!

 と、しておきましょうか。



 …てか、ホントにあるんだろうな。
『マジすか学園5』。
 頼むぜ。ホントに。



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 それを楽しみにしつつ。
『マジすか学園4』。
 全巻のネタバレあらすじ及びレビュー、これにて終わり! とさせていただきます。_(_ _)_

 ながながとおつきあいいただき、まことにありがとうございました。_(_ _)_
 以後もよろしゅう。(`▽´)
 それでは、また~(^_^)/~~



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